職場で作ったPythonのシステムが稼働を始め,見知らぬユーザーがデータを入れている.5日間をA型インフルで静養していたが,きょう出勤してデータベースを見てみると,7件のエントリーが.これはうれしい.無事問題なく稼働していることがわかるうえ,休んでいる間もせっせと動いてくれていたPythonなのだ.
これでしばらく仕事でPythonの案件はなくなり,ウェブデザインの設計工程に関わる時間が長くなるだろう.プログラマは一般的にそうかもしれないが,新しい実装を試したり発明したいと願っているもので,設計にも少なくとも自分にとって新しいことを盛り込み,それを独自の方法で実現することがなによりも快い.
開発は詰まると止まる.開発者が複数名いるならまだしも,ひとりウェブ担では止まれない.そのときはウェブを探し回るか,代替となるデザインを実現させるか,設計書を書き直すかして対処できる.私はひとりウェブ担なので,ウェブ担の勉強を推奨されている.要件設計パラダイム,実装保守,検索の最適化の工程もひとりだ.
できない仕事ではないので,やってしまう.やってしまえるから,食っている.初めてのこともやっており,少し息が詰まるときもある.それでも作るものの評判が良いことや,作れる人が自分しかいないようである現状で,作れる人材として重宝されているうちは楽しくやっていけそう.しばらくすれば何でも作れるウェブ担になっているだろう.
