時間を作るのって難しい.ITスキルが死活に関わるこの時代だからこそ,小一時間を確保する方法を知りたい人はとても多いはず.細切れの時間でできることならいいのだ,でもプログラミングは.初心者では数時間,中級者でも数十分はかけたくなる.きょうはこれを作ると決めて,作る.決めることを帰りの電車内で決め,帰宅したら取り組む.そう決めたほうが,作りたいものが少しずつできてくるのかもしれない.
まず,プログラミングは時間が掛かるという概念を突破したい.電源を入れてすぐ取り組める環境を作ることは可能だ.サービスを自動にするのだ.PHPならXamppのコントロールパネル,PythonならJupyter,ほかにテキストエディタ,ブラウザ,サーバーインタフェース.電源を入れてすぐ取り組めるようにするにはディスプレイが2枚以上あればより良い.でもノートPCなら仕方ない.
次に,プログラムを作る時間が長すぎるという問題について.プログラムは設計さえできていればあっという間に作れる,そういうものだ.設計が重要なのだ.部品に分割できているか,デザインはおおよそ決まっているか,確かめる環境は確立しているか.一日の隙間時間で実装できるくらいの粒度に分解し,毎日兀々作っていければ,どんなものでもできる.普段は常に設計を,PCの前では常に実装を.
最後に.プログラミングは糖分が必要だという件.プログラミングは多少とも興奮を伴うので,やりすぎなくても継続できてしまう.関心が広がりやすく,お金もあまりかからない趣味になる.実益も兼ねる.そう考えてお菓子を買いだめしておくことを自分に許したい.プログラミングのスキルは今後お金になる技術なので,お菓子は投資,安上がりなものである.どうやら実行計画が立ちそうだ.
