PowerShellで.ps1ファイルといえばコマンドプロンプトでの.batファイルである.しかし.ps1を実行するには,Set-ExecutionPolicy コマンドレットでデフォルトの制限を解除しなければならない.
>Set-ExecutionPolicy remotesigned
である.そうすることで.ps1ファイルが次のように実行できる.test.ps1なら,
>./test
である.
デフォルトで c:/Windows にパスが通っているプログラムにはnotepadなどがあるが,それらを一度に実行するためには,
>notepad
>explorer
>regedit
>write
などど書いた.ps1ファイルを実行すればよい.パスが通っていれば「xxxx.exe」の「xxxx」を入力すればよいのだ.デフォルトでパスが通っているフォルダ c:/Windows/System32 もみてみると,
calc cmd control dvdplay mspaint narrator osk printui wpr xpsrchvw
などたくさん見つかる.パスを通したフォルダに入っている「xxxx.exe」ファイルこそが「xxxx」で実行できるアプリなのである.Outlookを実行したければ,
c:/Program Files/Microsoft Office 15/root/office15
にパスを通して,
>outlook
とすれば動くのである.このようにして実行したいアプリを
>outlook
>netbeans
>itunes
>chrome
のように羅列した.ps1ファイルを作れば,PowerShellで.ps1ファイルを一度実行するだけで起動したいアプリを一度に実行できるのだ.
