新年度が始まる.緊急事態宣言も蔓延防止も明け,会社でも私生活でも出勤やイベントが再開する.ただでさえ春が来るだけで気分が晴れるのに,コロナ禍が落ち着いたため新しい区切りの意味が強くなり,快い.寒かった長い冬が終わり,桜が散った今,いくつかの新しい試みを取り組み始めている.今回はその取り組みを5つ紹介する.今月の好きなもの.
1.朗読ラジオ
昨秋に購入したコンデンサマイク.一度も使ってこなかったが,いざ使ってみるとアンプもミキサーも不要で,Audacityというオープンソースの編集ソフトを使えば,簡単に録音できることが判明した.そこで,この部録の記事のいくつかを録音しつつ朗読している.声楽の博士から自分の声を録音して聴いてみるようにと言われていたのだ.記事は文字数を凡そ揃えているため録音時間も一定で,近々ラジオを開設しようと思っている.
2.iDeCo
手元にあると使ってしまうのが人間.給与の全額を使わなくなってから,給与を天引きする余裕が生じた.天引きしてもなんの支障もない生活になっているからだ.そこで,第三の年金と言われるiDeCoを契約した.月額2万3千円が節税しつつ積み立てられる.私は長生きする予定で,食生活と屋外での事故には気をつけている.年金は繰下げ受給しようと思う.なので,年金に頼らないくらいの余裕を常に持って,生活するつもりだ.
3.減薬
主治医が体調不良のため退職し,3月末から代わった.その新しい主治医は話がわかる人で,減薬できたら嬉しいですと話すとその方向で行きましょうと言われ,5月からの減薬がほぼ決定した.朝の服用がなくなり,夕方と寝る前に飲むだけとなる.薬代も抑えられるし,国側も社会保険の負担が減るし,身体への負担も減る.いいことしかない.ここ5年くらいの安定も前の主治医が慎重だったおかげだが,今はもっと症状が軽い.
4.社会委員
毎年1件のペースで,資格取得や市民団体など,社会活動の役割を引き受けている.今年は教会の社会委員になった.活動は毎月の会議に参加し,年2回くらい国内の教会に集まって語らう.世界平和や人権や平等,核廃絶など,社会委員会の掲げるテーマは重要なものばかり.任期は3年.私に務まるか甚だ心許ないが,無理しなくて良いとのことなので,できることから少しずつ参加し,これからの信仰人生の糧にしたいと思う.
5.ピアノ
師匠から激励され再開したピアノの練習.書斎に買ったヤマハのキーボードで練習していたら,音符が読めるようになってきた.バッハのプレリュードと大好きなゴールドベルク変奏曲のアリアを練習し,教会のピアノで弾いていたら,なんというか,取り憑かれたようにはまってしまい,それ以来,毎日キーボードに30分から1時間は張り付いて練習している.ソナチネやメヌエットなど,レパートリーも増やしていきたいところ.
