アンディ・ハントの本を読んでいたら,鱗が落ちた.いつかの格言を思い出す,「持っていることは,素敵なことだ,でも,理解もしなければならない」.自分は今まで物事を理解しようとしなかった.そういう物事が多かった.聖書の知識然り,教わった技術然り.話しを聞くことを難しいと思い込み,耳学問を軽く見ていた.実際聞くことは難しいのだが.
きょう改めてデータフローを学んでみると,思いのほかすらすら分かった.GET送信はURLの後にクエリ文字列?name1=value1&name2=value2と加わり,サーバーから値を検索するときに用いる.ユニークなのでブックマークできる.POST送信は大量データを送れる.GETで送らないときは大抵POSTで送る.hiddenフィールドで送ったりする.
他にも,セッションはページ間を移動してもデータを持ち続けられる.クッキーは少量なのでログイン情報などを持つ.localStorageやsessionStorageはブラウザに記憶させられる.サーバーに送らなくてよいデータに使う.indexedDBもブラウザにデータを持てる.こちらもいちいちサーバーに送らなくてよい時に一時的に使ったりする.
データベースに接続すれば何でもできる,わけでもない.クエリが重いと画面移動が遅くなる.サーバーからの応答を待っていられないときは,画面の一部だけ通信するAjaxでさくさくデータを送受信する.contenteditable属性でデータをブラウザで編集できる.きょう分かったこれらのことで,相応しい手段を使い分けて設計することができそうだ.
