以前から考えていることだが,私の自宅にはWindowsマシンが3台ある.しかし,MacもLinuxもない.これが,ウェブエンジニアとして不足しているのではと考えてしまう.知り合いの開発者は自宅に7台のマシンがあり,OSは3種類とも揃っている.MacはSafariでの確認や,iOSアプリ開発で必須だからという購買の理由が明確だから,それが必要ない現状は買わない理由になる.しかし,Linuxマシンはどうも欲しているようなのだ.
なぜこのような曖昧な表現,自分の欲するものなのにぼんやりした表現なのかといえば,なくてもいいが,あったら伸びるという期待が,裏切られる恐れがあるからだ.キーボード,スキャナ,カメラ,動画撮影機材.買ったはいいが使いこなしていない,生活の中に浸透していないガジェットがどれだけあることか.でも,新しいものを買おうと思わなくなれば,機会さえ失う.成長とは辛いものなのかもしれない.
今考えているのは,LenovoのTinyシリーズを買い,Linuxを入れ,サーバー設定やウェブサーバー,ファイルサーバー,メールサーバーとして立て,研究の糧とすることである.すでにさくらVPSを年間で借りており,ドメインも2つ持っている.お金の無駄とは思っていないけど,少し勿体ない.折角だから,ウェブアプリをごみのようにたくさんアップロードして,スタートアップの心得を会得するくらいでないと元が取れない.
だから今LenovoのTinyを買っても,Linuxの勉強は進められないだろう.かといって買わなくても,勉強の機会を得られないままである.悩む.7万円の予算は組める.でも,その価値を見出すには.7万円は私の全資産で言えば雀の涙ではある.投資でも増えているから.でも,もう一台のPCを買うことにどうしても躊躇がある.

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