DX本を読んでいると,世界の問題を解決する技術が時代に溢れていると感じる.10年後の世界には存在しないモノや概念や制度が,今の暮らしを多く取り囲んでいるので,これはなくなると想像することは容易ではない.しかし,自分の生活を成立させているものや生活に問題を残している物事を解決する視点から見れば,10年後の需要に追い付いて暮らせているだろう.そこで,最近もっと情報を得たいと思うことを5つ紹介する,今月の好きなもの.
1.電子書籍
書斎に最も多いもの,それが紙だ.紙で溢れている.論文誌の背番,書籍,書類類.紙で持っていたいと思うものもあるけど,電子で持っていたっていいものも多い.7年くらい前に買ったkindleをうまく使えていない.もし今改めて電子書籍端末を買うとして,恐らくkoboにするが,もう少し進化しないだろうか.白黒で読みたい本はあまりない.精々ビジネス書や開発本ならいいけれど.タブレットでどうやって電子書籍を読めるか調べてみたい.
2.自炊機
光沢のあるNature誌を自炊したいと考えている.高性能のスキャナで試したところ,光が反射して失敗.どんな紙でもマットできれいなPDFにしてくれる自炊機を探している.予算10万円.頁数にして6,000を超えるので,スキャナも高速でないと時間が潰れる.高性能の自動自炊機のレンタルか,自炊代行業者に依頼するかして,書斎から紙をなくすことができれば,部屋はもっと片付き気持ちよくなる.検索性も重視したい.どうせ検索するので.
3.オンラインコミュニティ
自分はもっと開発の仕事がしたかった.今はウェブの軽いフロントエンドの仕事で,社内の需要の割にやりがいはあまりない.ウェブも好きだが本当はプログラミング言語こそが好きで,プログラマでエンジニアライフを閉じたいと考えているほど.そうだ,プログラミング言語のコミュニティに参加しよう.そう考えた.昔CSSのワーキンググループのMLに登録していたことがあったが,すぐに読まなくなった.でもZoomで参加できるなら関心ある.
4.ライドシェア
私は車の免許を持っていない.学生のとき,将来どう足掻いても必要ないと判断し,それが的中する人生になった.私の住む街では自転車のライドシェアが薄ら始まっていて,タクシーの配車も浸透しつつある.車を乗り合わせることも見えないけど行っているのだろう.私がそもそも電車やバスや徒歩で行ける圏内で生活したい人なので,車で遠出は全然しない.将来も車や自転車は持たないし,免許も取らない.健康のため歩いて済ませるだろう.
5.仮想通貨
10年後,仮想通貨が一般の店舗で使えるのは空想でもない.というのはこの10年で無くならなかっただけで驚きだ.今のうちから仮想通貨に変換しておこうと考えている.どの仮想通貨が強くなりそうか,いくつか口座を作って試しに少額入金し,様子を窺ってみたい.安定するにはまだ策を講じる必要がありそうだけど,10年後に一般的になるのは見えているので,この夏の休暇を利用して仮想通貨にコミットし,仮想通貨について詳しくなりたい.
