合唱団,WEB制作,教会.一見共通点のない3つの活動に,共通した教えが隠れていた.きょうはっきりした.「自分を出さなくてよい,周りとの響きを聴いたほうが,息が長く続く」このことがはっきりした.音楽もWEBも,散文や造形に関しても,料理や整理などの日常でも,創作的要素は悪魔か敵で,むしろどれだけ自分を抑えていられるかが,人間の性質や器量を養うのだと,きょうはっきりした.
確かに私は個性的な人物に影響を受けてきた.自分が自分がという偽物と,真に円熟した本物と,両方の人物に長らく付き合える機会があった.真の人間性とはその器である.それを見抜く技量が人生で本当に大切なことのひとつだとさえ今は思う.悪魔の教えか,天使の存在.どちらに影響を受けるかは,人生をより善く生きるための分岐点だから.
悪魔は自分しか見ない.短絡の教えが特徴.ある程度で同質になる.仲間だというわけだ.あまり考えないし,快楽を中心に据え,どんなに教養を積もうと,言動は自分が中心.他人を従えようとするし,口答えを許さない.一方,天使は高みを限りなく見晴らす.どこまでも上昇する.希望があり限界は見ない.悪に染まることのない教養は,信仰から来るのだろう.
私は今,悪魔の影響を受けずにどうやって働けばよいか今ひとつ見当がついていない.しかし,私は実践する.「自分を出さなくてよい,周りとの響きを聴いたほうが,息が長く続く」ということを.悪魔に利用されてしまうときも,悪魔が組織で幅を利かせ蔓延るときも,私は信仰を守り抜き神さまを祈り求めたい.神さまは私を悪魔から守ってくださるから.そう信じている.
