iPad Air 4を買ってもうすぐ1ヶ月になる.同時に買ったMagic KeyboardとApple Pencil Gen2の3点セットが書斎の机やら居間の食卓やらへ運ばれ,主に1日の終わりに文字列の生産に使われている.終了時にシステムをシャットダウンしないので,開けるとすぐに電源が入る.充電はまだ4回しかしておらず週に1回くらいの頻度.これほど優秀な端末に触ったことがない.そのくらい満足している.
問題もある.それは,Apple Pencil Gen2をまだ1回しか使っていないことだ.というのも,端末をあまりに満足しているのだが,使っている機能がほとんどないのである.いつもの使い道とは,Magic Keyboardを開いて指紋で解錠し,この部録を綴って公開したらMagic Keyboardを閉じる.そのくらいしか使っていない.それだけで大満足している.この端末のポテンシャルはその数十倍はあるはず.
少ない機能だけで満足できるならその方が良いと判断している.もしこの機能に飽きる日が来ても,別の便利さを知ってしまえば新たな満足を覚えられるはずだから.新機能を覚えるのを少しずつにする理由である.そのせいもあってApple Pencil Gen2をまだほとんど使えていないのである.ワコムのペンタブと機能が被っており,ペンタブでしかできないことが多いと思うが事実は異なるかもしれない.
ということで,折角買い揃えたデバイスをまだ効果的に使えていない.いや,部録を手軽に書けるだけで充分に効果的だとも言える.まだ氷山の一角,便利な機能はまだ無尽蔵にあると思っている.その期待を少しずつ切り崩していって,最後まで崩れたら使い倒せれば御の字.買った意味がある.カード請求の12万円の数字が目立っている.なるほど高い買い物だった.でも買わずに済んだものは多い.もうデバイスを買うこともなくなるだろうから.
