きょうは朝9時から歩いた.UNIQLOに最新のエアリズムマスクを買い求め,早速装着したところ非常に良い品だった.その足で隣のビルまでメガネの調整を頼みにいき,ずれにくくなった.さらに,妻から教わったラーメン店を訪ね,まぜそばを食した.非常に美味.帰り際にドラッグストアで果汁グミをいくつも買い,妻にスイーツとカフェオレをプレゼントした.きょうは総じて3,000円費った,贅沢な日である.
帰り際に歩いていると「大人の嗜み」という言葉が浮かんだ.私は大人である.中年である.そうなのに,まだ若者であるかのような感覚で,子どものような意識でいる時間も多かった.でも,もう大人なのだから,大人らしく楽しんでいい年齢になったのだ.大人らしい楽しみ,人生の本当の趣味である.そういう趣味をいくつか持って良い歳になった.これから探していい歳になった.
既にいくつか持っているとは思う.学問,音楽,WEB制作.それらは若者らしい贅沢であって,長きにわたる大人らしい楽しみとしてはまだ成長していない.行きつけの店をいくつも持ったり,趣味のためだけの道具を持ってみたり,若き日を思い出す品を持ってみたり.時間とお金を余るほど持っている贅沢を,いつか退職すると味わえるだろう.その時の暮らしのイメージを,きょう歩いていて抱いた.
大人の楽しみは,この世の楽しみに過ぎない.天国へ持って行けるような物ではない.なので,浪費であり目的はなく,そこに時間とお金を注ぎ込むことは聖書的に良いことかと考えれば断言できない.ただ,この世で暮らす以上,この世の暮らしを幸せに送ることは誰にも脅かされないだろう.「たまの,たまの贅沢」なら,神さまも笑って許してくれるだろう.大人には節度が重要だということかもしれない.
