10年前に社会人になった時，自分は色々なプログラミング言語を使いこなし，どんなWEBシステムもひとりで開発できるようになっているだろうと考えていた．現実は少し違った．プロとして本格的に使える言語は片手で数えるばかり．高度な資格も取れていない．実務経験を積んだものの，職業訓練とひとりWEB担としてであり，開発チームでコラボするような現場にはついぞ定着できなかった．
なので今いくつかの言語に秋波を送っている．PHPやPythonやJavaScriptなどのWEB用の言語だったり，Vue.jsやLaravelやAngularなどのWEBアプリ用FWだったり，ProcessingやThree.jsやUnityなどのCGやVR用の言語である．作りたいものはいくらでも出てくるけど，目的は言語を学ぶため．言語を学ぶ目的は仕事に生かすというよりも自己満足のため．不完全燃焼が続いている．
言語を思うように書き，自由に人に教えられる．そのくらいの水準まで至る言語を増やしたい．それは日本語に対し外国語に抱く要求と似ている．私の母語はHTMLとCSSに過ぎない．JavaScriptとSQLが少し扱える程度が正直なところだ．そこから進歩していない気がする．仕事で使わない言語は上達する機会を得られない．いや，自分で機会を作って身につけるくらいの執念が重要だ．
目的が自己満足なので進まない．ならば別の目的を持つべきだ．誰かに教えるため，仕事の幅を広げるため，10年後の本業や副業に投資するため．書籍はあるのだが，進む力が出ない．プログラミング言語の習得という性質上，学習のハードルを高く設定している．この傾向は取り組み始めるとものにしやすいので良いと思う．問題は推進力である．読書と入力を進める力．その注入方法に悩んでいる．
