マタイ受難曲を聴きに東京オペラシティへ行った.63b「この人は真に神だった」で落涙,それ以降終わりまで泣いていた.師匠と女史と共にタクシーで地元へ帰還.21時に帰宅すると妻が風邪で寝込んでいた.私も添い寝しようとヒーリングミュージックをYouTubeで掛けたが寝付けず,サプリでGABAを飲んでこの文を書いている.すると,書店で見かけた「英文のハノン」という3連冊の本が気になり楽天で3部冊とも注文した.
というのは,音楽を聴いたり歌ったりする上で,言語ってとても大切だと感じたのだ.歌詞を聞き取れるだけでなくその意味がわかると,聴いたり歌ったり訳したり作ったりする深みを感じられる.それなのに,私は今まで言語の勉強を疎かにしていたと反省した.高校生で英検準1級とって大学でギリシャ語ラテン語で満点近くとっていた経験以降,言語の勉強をこれといってしていなかった.だから意味が刺さってこない.
気持ちを伝えるには,その言葉を真に理解して使えているかだという.言葉遣いが丁寧だとそれは人格になって映る.私は将来言語で何か作品を書こうと決めているので,言語を日頃から鍛錬する必要があることは明白だ.そこで,まず英語からもっと深く学び身近な言語にしておきたいと思う.今は高校生の知識で止まっている.当時全訳した英英辞典の内容も,半分くらいしか身についていないし,全く使えていない.
なので,大学受験用最高水準の単語帳を1冊だけ買い足し計3冊に揃え,英英類語辞典と「英文のハノン」でもう一度英語の能力を確かにしたい.そして願わくば日本語をより個性的に使えるようになりたい.そして,ドイツ語やラテン語ギリシャ語など,別の主要言語の辞典を持っているのでそれも勉強したい.語学の勉強は苦ではなく慣れている.何もしていない時間を語学の勉強に充てることを継続すれば後々活きてくると思う.
