本を読んでいて方向付けられたことがある.やるということだ.積み重ねるということだ.愚直にこつこつ続けていくことだ.どんな指南書にもこれが一番の方法であると書かれている.それ以外にないと言っている著者も少なくない.人生は積み重ね.それができる人は賢く穏やかに生活でき,幸せを多く感じる.それ以外の生き方はどこかで失敗し破滅し後悔し悲しむ.だから積み重ねることが人生を守ってくれる.
好きなことを仕事にして積み重ねる.これが今最も正当な生き方だ.しかし,よく本にあたってみると,この生き方は今に限ったことでない.歴史上の偉人や今でも読み継がれる本の著者も,異口同音にこの生き方を勧めている.今はそれが実現しやすくなった時代である.階級や格差や差別は昔の方が当たり前に存在していたというから,今叫ばれている声もいろいろ根強くあるけど,昔ほどではないと思う.
今は,血統や遺伝や門地で将来が左右される場合だけでなく,教育の機会を利用して穏やかな生活を送れるようになっていると思う.好きなことを仕事にし頭抜けるまで積み重ねるという黄金律をいかに早く知って実践できるかにかかっている.これを早く知り実践した人は,人生がどんなに転んでも正当な軌道に帰ることができ,人生を修正しやり直すこともできる.好きなことを仕事にし頭抜けるまで積み重ねるのだ.
社会が分業で動き,多様な商品を提供するこの時代,好きなことを仕事にし頭抜けるまで積み重ねるのは難しくない.やってみようという気持ちを大事に持ち続け,1つでもいいけど5個も6個も首を突っ込んでみれば,やりたいことのひとつや見つかるに相違ない.それを仕事にするのは大変な場合もある.でも,そこに足を入れた以上,頭抜けるまでやり続ければ,いずれ仕事や生活の役に立ち,自分も周囲も幸せにする.
