部屋の中で残る未整理領域は,洋服掛け.考えた末,ハンガー制約による管理を実行する.MAWAハンガーを4タイプ50本買った.今までのハンガーは譲る.そして,その新しいハンガー50本で,全ての洋服を管理するのだ.それはつまり50着という上限を設けるということ.それ以外は洋服箱にしまっておく.ハンガー制約とは,ハンガーの最大数を制約として,普段着る洋服を制限しようという方法である.
着る服を数えてみた.ハンガー制約法で溢れる洋服が出てきた.ジャケット・スーツでは10着の制限の外に6着.パンツでは10着の制限の外に7本,Tシャツは20本のハンガーに掛けられない服が夏だけで30着以上見つかった.シャツも10本のハンガーに掛からない服が20着はある.だいぶ洋服を持ち過ぎていることがすぐわかる.捨てていきたいが,シンプルなデザインだけを残したい欲求と併せて検討したい.
今日も服を整理した.合わせて15着捨てられた.整理する日は明後日.合わせづらい色の服や,乾燥機で生地が皺だらけになる服,着心地の悪い服を中心に積極的に捨てていき,ハンガー制約に収まるよう,洋服箱に隙間ができるくらい,処分していきたい.大事なルールを忘れていた.1着買ったら,1着捨てると考えることだ.50着以上増やさないというルールを徹底する.ハンガーが少し余るくらいを保ちたい.
もし洋服を思うように管理できれば,私の持ち物で管理できていないものはないことになる.全て把握できることになる.ガジェットリストも,ファイルデータ表も,書棚一覧も,図書館情報学出身の習性で,データベース化している.自分の持ち物の全体像が見えない状態は何か気持ち悪い.自分が今何を持っていて,何が必要か,常に把握していないと買い物で無駄しそうで,少し強迫的だが実践している.
