本は増える一方だが,服は100着,ガジェットは25点まで減った.今日ようやくワコムのペンタブを譲渡し,CZURのドキュメントスキャナをメルカリで売った.押入に空間ができたので,部屋の隅にあった洋服箱2箱を収納し,書斎が広くなった.必要な物に囲まれた書斎になってきた.とても気持ちが良い.しかし,まだ減らしたいという欲がある.もう減らせないという現実もある.どのように向き合ったらよいか.
今書斎に残っている物たちは,一応今の暮らしに必要だから残っている.たまに使うものが半分以上だが,無いと困ってまた買うと思うものだ.これから1年間待ってみて,本当に使うのか実験してみたい.1回も使わない物だと明らかになれば手放したい.この1年はこの実験を兼ねた生活になる.1年後に決断し,書斎から物がさらに減っているだろう.1年間ずっと物を減らしたい欲を抱えるのも簡単ではないけど.
ミニマリズムを厳密にやるにはやや遠い感じがするが,ノームコアやユニフォーム化には憧れがある.同じ服を着るという生活だ.服装なんてTシャツにジーンズで充分,そう考えたくなる.この方針は加齢が進むほど似合う気がする.今は色々な洋服を持ち過ぎているけど,その中から繰り返し着ているセットを見極め,それに似た服を複数買い,着ていないものは処分する,くらいの構えで臨みたい.目標は80着.
理想では,数年後に50着まで減らしたい.首元が縒れるほど着たTシャツは1シーズンで捨てる.これで10着は減る.また,加齢によって似合わなくなったら処分する.これでさらに10着は減らせる.高価だったジャケットやアウターも5〜6着まで減らしても良い.家着も減らす.これでもう10着は減る.ところで,減らしたいという欲はどこから来るのだろう.どんな性質の感情なのだろう.まだよくわからない.
