人生100年時代と言われる.グラットン氏のライフシフトを初版で読んでいたが,内容は私が見通していた範囲の目新しさのないものだったと記憶している.つまり私は昔から長寿に人生を全うしたいと思っており,社会もそれについてくるだろうと考えていた.しかし,100歳を超えて生きるために何か対策をしていたわけではなかった.そこで,きょう「健康寿命100歳計画」を立て,実践することに決めた.
3部構成である.まずは資産面だ.70歳で定年になるとして,年金が減額されると仮定しても,私は80歳くらいまでは働こうと考えている.定年後は体が動かせる軽い仕事を1日4時間くらい行い,月に8万円から10万円を得る.そのくらいで済むような生活レベルに今のうちから慣れておき,今行っている投資を定年まで続け,2,000万円を少し超える程度の金融資産を築く.100歳でも数百万円残す.
次は仕事面だ.仕事といっても,今の職場を変えることはせず,職種も変えない.40年後もウェブ制作の仕事で収入が得られるかは甚だ疑問なので,現役労働者としての残りの期間を使ってよく考えておく.また,趣味の活動については,ボランティアと合唱と礼拝を続け,今の生活と大きく変えないことにしようと思う.今以上に行うことは時間的にも体力面からもできないが,活動できる範囲を確保するのだ.
最後は健康面だ.今の食事を定年まで続けようと考えている.スーパーで食材を買い,1日1食か2食程度にし,美味しさにはあまりこだわらず,栄養面に注意して生活する.また,定年後も,1時間以上の散歩と筋トレを継続する.がんを防ぎ,転倒を予防し,認知症や生活習慣病にも気をつけるため,健康情報は集め続ける.以上3点をきょうから計画的に実践していく.ある程度固まったので実行しやすくなった.
