服をシンプルにする.これをいつか達成したいと思い続けている.私のクローゼットには100着掛かっている.点数は管理している.昨夏に50着ほど不要な服を処分したので,今残っている服は好きな服だが,点数が多いと思う.つまり贅沢しているということ.着たい服が多く,多く持っていることで安心する面も否めない.捨てよう手放そうと思っても,どの服も好きな服なので,着倒すまで捨てられない.
何度も考えているのは,これだけと決めても生活は成り立つということだ.数点のシャツに数点のパンツがあれば,春夏秋は過ごせると思う.冬用のアウターが2点もあれば満足できる.つまり,クローゼットには20点もあれば充分ということになる.一応,点数の基準としてハンガー50本で管理しようと考えているので,多くて50点までになる.しかし,多くを持ちすぎていて好きな服によって贅沢している.
これ以上服を欲しがるのは贅沢すぎる.最近しばしばそう考えるので,ほとんど買い足していない.でも,服の点数は減っていない.いろいろな好きな服を好きなように着ている.なるほど服は私の趣味なのかも知れない.しかし,シンプルにしたとしても服に満足して生きていけるように思う.むしろ,思い切ってシンプルにした方が個性が磨かれ本当に必要な服を毎日着られて考え方もシンプルになれそう.
いっそのこと持っている服を全て処分し,必要なシンプルな服を買ってクローゼットを変えてしまえれば,実現する.この方法以外にない気がする.どちらがいいのだろう.今持っている服をしまっておく空間はないので,一度実現したら後戻りできない.着られる綺麗な服を手放すのは躊躇する.だから無理に実現させることではないというのが今の判断である.でも,シンプルなクローゼットには憧れている.
