私はスーパーマーケットが好きで,定年したらスーパーの品出しを職にしたいと考えているほどである.そのスーパーに似たような店舗として,私にとってはIKEAがある.実家の近くにもIKEAの店舗があり,高校生の時から大学院生の頃に至るまで,また引っ越して新入社員の頃も近くに店舗がある場所であり,度々買いに通った.当時はずっとお金が多くなかったので,安いものを少なく買ってきただけだったが,楽しかった.
今は収入が自由になったので,今日も買いに行った.スーパーで商品をカゴに入れていく感覚で買えるのが楽しく,また買った物が食べ物のように食べて終わりではなく,捨てるまでずっと使えてそばにあることが,スーパーとはまた異なる満足感を得られて沼る.家にはIKEA製品が増え続け,数えてみると100点を超えるか超えないかくらいになっていた.日々満足な気持ちでいられて,しかもそれが保たれており,素晴らしい.
こうした雑貨をスーパーのように買えるお店は,無印やスリコなどいくつかあるけど,IKEAはデザイン思想がはっきり打ち出されており,製品に埋め込まれているアイデアには生活に影響を与え変化向上させることもある.デザインで便利にしてくれる.これにお金を払う感覚であるのに,デザイン料は価格に含まれない.あくまで原材料費や製造加工費くらいであるように見える.とてもいい意味で合理的で,この面でも好きだ.
IKEAで買った後の満足感は,行く前の期待感をいつも満たしてくれるので薄まることがなく,行く前のわくわくする感じが毎回感じられる.行く前日には興奮が眠れなくなるほど増幅している.素晴らしい企業だと思う.世界標準の企業であることは,世界標準のデザインを自分の生活に取り入れられるメリットと受け取れる.自分の生活に今の世界の旬を取り入れられるところも魅力である.IKEAへの好感は消える見込みがない.
