40代になったら,あるいはなるまでに,鍛えていきたいこと.それは,話だ.つまり,読書と行動だ.今まで話がつまらないと妻によく言われてきたこともあり,サボっていた.いつも発話が10語もない日常を実は送っていて,聞いたり書いたりはするものの話すことをほとんどしてこなかった.しかし,実際,週末に人と話すと大きな楽しさや喜びを得られていたので,人生を豊かにしたいなら,話すことをサボってはいけないと思った.
読むことで書きたくなるという回路は私の頭にすでにある.考えることも多いほうだと思う.でも,それを人に伝える回路は育っていない.自分のために自分に向けて書いているだけで,人に伝わるように書こうとか何も考えていない.しかし,人に伝えるというタスクは,仕事でウェブコンテンツを作るときも,趣味でラジオや動画を作りたいなと考えていたことにも,活用できるどころか必須のスキルに事実上すでになっている.
つまり,私はもっと話を面白くすべきなのだ.もっと話すべきだし,読書や行動をもっと話にすべきなのだ.最初は面白くなくても,こなしていく中で話を考えるようになると思うし,聞いたり読んだりする中でこれは面白い話だと感じる部分が見つかると思う.そうなれば,自分が面白いと感じる軸が立ってきて,話し方が変わっていくと思うし,もう少し人間らしくなっていける.私固有の病気や障がいを克服する活動の一環である.
ということで,話をする,望むべくは,人が聞いても面白い話をすることを,来年は目標に据えたい.そうすれば,うっすら残っている自分に対する閉塞感が晴れる.私は話が面白くなれば,多分交友も安心して広がれるし,発信も自信を持ってできるようになる.妻にも嫌われなくなる.今も私の話を面白く聞いてくれる人はいるので,素地はある.このペースで焦点を当てて訓練すれば,上達していき人生が拓けていくように思う.
