3度目の応用情報技術者試験は不合格で,それで良かったと思う.今回も午前は通ったが午後で足りなかった.午前合格の全受験者の20%が通過するように採点基準を調節しているという午後試験である.今回も手応えというものがなく,これで通過していたらなんだか恐ろしかった.落っこちて安心した.IPAの試験は当分受けないつもりでいる.APってどれほどの価値があるかわからんのだし.
こうしてまた1から勉強を始めるわけだが,今度はMCSAである.夏が終わる頃まで,C#とASP.NET MVCを集中的に注力する.秋からはウェブデザイン技能士の準備に入る.従って,約半年,C#とASP.NET MVCに時間を割くことを命題にするのである.約半年!参考書は全部で4冊,1,000頁を超える.これを読破したいが,全部読むわけにはいかない.読みたいのであって,効率よく勉強したいのではない.
勉強の方法をまず考えたくなるが,続く方法なら何でも良いと思う.そこまで障壁を下げている.振り返れば身についたと思うときというのは,文字が頭を残っていたり,残っている文字で検索できたり,検索した情報をすぐ実装に移せたときである.実装できたらおおかた理解したんだと思う.この前提を持てば,覚えて実装することを繰り返し行なっていければ,自分で身についたと思うのだろう.
問題が解けるようになるためには,捷径がある.しかし,試験を通ることではなく,技術を肥やすことが目的であるから,幅広く関心を持って知識を蓄えていければ,目的に適う.読んで,覚えて,空で実装して,動いたらOK,詰まったら見てやり直し,動いても確認.これを地道に続けていけたらと思う.帰ったらまずPCの電源を入れよう.ThinkPadが待ち遠しい.
