今考えていることに,実家への仕送りがある.恥ずかしながら,両親に仕送りしたことがない.とはいえ,今は地元の寿司屋の株主優待である食事券を半期に一度,近況報告の手紙を添えて封書で送っているのだが,それだけでは何だか不足しているように思うようになった.その株をもう一単元買えば食事券の額が倍になるので,来年にもう一単元買っておこうと思っている.しばらくはそれでいいと思う.
仕送りは父が定年退職して数年後が良いと思っている.退職金を貰うだろうし,仕事があるうちに仕送りを貰ってもさして嬉しくないだろう.生活に困ったり,お金の問題で一生の願いが叶えられなかったり,という金銭的問題が生じたとき,その時こそたくさん仕送りできれば良いと思う.それがいつになるか,様子を窺っておきたいのだ.
結婚し手紙も送り正月に帰省するくらいの孝行はできている.それでも特に父には恩があると思っており,母には健康が戻ってほしく,どうすればいいかを思えばいくつか浮かぶようになった.両親にとって実子に何をされることが幸せかという問題である.いろいろ健康を気遣うには両親はまだ若すぎる.頭脳や身体の調子も頗る良好で,息子に何か用になるには早すぎる.
その良好な健康状態が続けば望ましいが,その時は仕送りが一番喜ばれるだろうと思う.仕送りするための貯蓄を設けて今から積立しておこうと思う.大学を7年間も出してくれたので,毎年50万円,20年間送れれば良いと思う.そのくらいあれば,旅行もできるだろうし,無駄にはしない人だと思っているので問題も起きないと思う.そのくらいできたら孝行になるだろうか.
