職場での自分の立ち位置について,少し考えてみたい.私は現在2年目だ.1年と数ヶ月勤続している.障がい者枠で雇用されたが,給与は世の平均くらい.障害基礎年金と投資所得で,世間の平均額は毎月超えている.収入面では好待遇であり,相応の責任と言動を求められて当然である.職務内容はウェブプログラマ.入社時に私のために新設していただいた.配慮の仕方が大らかだと思ったものだ.
自分は最近まで障がい者として働こうと考えていた.特性上できないことはできないと諦め,できることを伸ばして役立とうと思っていた.しかし,職場の方々はやはりもっと大らかで,障がい者であると見留めていても,社会人として見られるという客観を持っている.それだから,障がい者であるという意識は邪魔なので退け,一人の社会人として胸を張ってやっていこうと思うようになった.
新年度で同僚の異動や採用があるのだが,おそらく次年度は私が最も若い人員となりそうだ.その方が分かりやすい.私は2年目の駆け出しであり,中堅の年齢らしく生産的にウェブを作り,中年らしい落ち着き払った言動を求められる.どうやら信頼できる人物像が分かってきた.こういう人間として売り出していくと決まってきた.そのアイデアで今の職場で働く自分像の基礎を作る.後は自由が待っているはず.
石の上の3年間.3年間も同じ職場に勤続したことがない私.来年末に契約更新面談があるが,それを通過すれば1社4年を経験できる.大きなことだ.もっと長く勤めてみたい.10年以上勤めて職場の某を肌で知るようなスタッフになってみたい.有期雇用なのでいずれ馘になるかもしれないが,5年10年勤続した経験は,その後の仕事を連れてくるはず.なんだ,絶望している暇はないじゃないか.頑張ろう.

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