久々の出勤で分かったこと.ひとつは,やったことしかできないということ.ふたつめは,大抵の事柄は理解可能であること.さいごは,まだ大幅に仕事を効率化できる余地があること.これら三つの論点で今の仕事から生活までを自己批評してみたい.そう,大幅に改革できることに気づけたのだ.
やったことしかできない.プログラミングの本でコンソールに打ち込んだ文字列や,本で自分の知識と接続して覚えたこと,そういうことしか空で書くことができない.会社のPCに打ち込めたのは,JavaもPythonも本で学んだことだけ.ぱらぱらと読んだ箇所や,しっかり理解せず読み進めた一隅は,再現できないのだった.
しかし,これらは理解可能である.難解過ぎて人生を賭しても理解できない,そんなことには滅多に出合わない.Effectiveシリーズも,リファクタリングも,デザインパターンも,言語の基本を押さえられれば読めるし分かる.これは自信になる.そして,理解可能になることが増えると,仕事は効率化に向かう.
毎日1時間,開発能力を高める時間を会社でとる.昼休みの休憩時間や,上司が忙しい時間に進めようとしている.技術が付けば,仕事が作れるうえ,仕事を処理する別法が身に付く.ノートPCを開いたとき,扉が開かれた気がした.仕事の秘義を掴める気がして,ハングリーに勉強をしたくなる.毎朝少し早く出社してプログラミング.もっと深遠へ.

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