収入が安定した暮らし.いい服も揃い,おいしいものも買える.これ以上の贅沢は求めない.最低限度の収入で生計を成り立たせていた時代の3倍の手取りがある.とはいえこの現在の収入は世の平均額であり,コーダーという職業の平均額でもある.これが普通であるとも云える.でも,平均ということをもう少し考えてみたい.
勿論だが,中央値はもっと低い.だから私くらいの収入は,世間で上位40%には入るし,退職者や非労働者も加えたら,もっと珍しいかもしれない.世の中の3分の2の人々はもっと割々とした収入で生活している.だから私は思う.貯蓄はしない.もっと世のためにお金を回そう.持つ者は持たざる者に与えていく,この考えでやっていこうと.
きょうはトイレットペーパーが入手でき,お世話になっている困り人におすそ分けした.今度教会にマスクを数枚だが献品する.キッチンペーパーも入手できた.ハンドタオルが30枚ほどある.困っている人がいたら差し上げたい.そして,今月はグループホームに引っ越す知人に,洗濯機と冷蔵庫を贈る.最安のもので良いというので新品を買って上げたい.
私はこれらの行動を,持つ者の義務とみる「ノーブレスオブリージュ」の一環として考える.金持ちは高級なものを買うが,金持ちにも2種類あり,高級なものを物欲や所有欲から買う人々と,高級なものを応援し貢献するために買う人々がいる.後者の金持ちのほうが持ち金が続きやすい.富む者は益々富むので自主的に義務を果たそうとする.この考えは生活を安定させる骨でもある.

コメントを残す