この前例のない日常は,それ以前の世界へ戻れないほどの変革を及ぼすとされる.テレワークの導入が進み,マスクと衛生と免疫の自己管理が常識になり,今後も間歇的に自宅待機を勧奨される.生産性の下がる平日と何もしない休日,自分を反省する時を持てた.自分もきっと以前には戻れない.時間をおいて変化したと感じている.
以前の自分は,学ぶことが少ない人物だった.自分の能力で何でもしていた.学ばなくても問題なくできていたからだ.ところが,反省したところ,できていたと考えていたことの程度がそれなりに過ぎず,今以上の仕事をするために勉強する必要に駆られた.本は買った.でも,理解できずそれゆえ実践できず,自分の専門外の知識を受け付けなくなっていた.そして悪いことに,それでよいと考えていた.
自分に必要なのは,広く勉強すること,それらのうち自分に必要なものを吟味して取り入れること,そして程度を上げる努力を惜しまないこと.ウェブプログラマのプロで定年以降もやっていくと決めたのだから,広い技術的知見を蓄える必要がある.理解できていないことが多いのであるから,本で知識を得て未知をつぶしていく克服していく必要もある.要求は高まるばかりだ.
この空白期間の日々に反省する.反省を強いればより真剣に生きられそうなものを,礼拝は知っている.神さまの前に悔い改め,それを糧にできる.礼拝は生涯欠かさない.自分は傲慢な人間だし,それを人前でうまく隠しているにすぎない.神さまは気づいている.もう自分にはできることがない,そう思ったとき神さまとの対話が始まる.真剣とは何か,裁きへの恐れとは,畏敬とは.キリストにある人生に変えられたい.

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