COVID-19の感染が収まり,緊急事態宣言が全国で解除された.巣籠もっていた暮らしから解放され,外出する人で賑わうはずだが,そんな中でも書斎で取り組むことがやたら多いと覚悟している.今年の使い方がその後を決めるみたいな決定論を信じるようになり,持続がキーワードになりつつある.そんな来る6月に向けた好きなこと5つ.
1.翻訳・外国語
ラッセルの「怠惰への讃歌」を訳したところ,知人が議論に使いたいと申し出てくれた.人の役に立つ趣味はいい趣味だ.かつてポアンカレの3部作を自分なりに訳すだけの余暇を得ることを望んでいたが,いよいよそれが手に入る季節がやってきた.古い和訳を現代のことばに訳す方法で,いくつかのマイバイブルを訳出してみたい.
2.楽典・声楽
全くの素人が新たなことを始めるには,水先案内人が必要だ.このことを痛感したのが合唱である.ウェブ開発を何人かに教えているが,自分がウェブ開発の伝道者になるとはどういう立場が相応しいのか考えるヒントとなった.楽典の本,コールユーブンゲン,コンコーネの3冊で調性や和音を学び,マーラーやベートーベンやバッハの譜を理解するという目標は,高く楽しい.
3.資格取得
取得したい資格とは,応用情報技術者である.春期試験はCOVID-19で中止,夏に返金されるのだが,その額で秋に申し込もうか否か迷っている.手元の参考書が2012年用なので,新しく買うべきかどうかも迷っている.勉強が板に付き,継続できるかどうかも自信はない.けれども,合格を目指してまっすぐ進めば取れなくもない資格だと思う.挑戦は私の主題,受験の準備.
4.業界研究
就活の時,全く行わなかったことが,自己分析と業界研究である.他にも行わなかったことは多い.そのおかげで,今業界研究がマップになった雑誌を読み,激しく楽しんでいる.こんなにも面白いものかと思う.投資の基準になるし,有名企業の名前さえ知らない業界の勢力図や売上状況を見て先を見ることに強く興味を惹かれる.投資は今月120万円は回復し,万端である.
5.日曜数学
宇宙,グラフ理論,ウェブの3本立てでぼちぼちと行っている日曜数学.そこにMLAIこと,機械学習人工知能を加える.加えるというか,グラフ理論とウェブに絡ませるという位置づけ.ウェブ開発で機械学習や人工知能を使う機会が出てきそうで,長いウェブ開発人生において勉強する甲斐があると判断した.今年分のサブ成果は5月に出せたので,クリスマスまで2件温める.

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