物が増えてきた.書斎が雑然としてきた.本は多くなり,これ以上買う意思が起きないほど満足に並んでいる.ガジェットも増えてきた.しまい方を工夫しないと,何がどこにあるか分からず,使わないガジェットが多くなり勿体ない.この書斎には本と服とPC・ガジェットしかないのは確かだ.でもそれだけで管理に困り果てるのだから,人間の所有なんてどれほどのものか,高が知れているから,人は物を買い続けるのだろう.
無駄なものは殆どない書斎ではある.本だけで200冊.学術雑誌が6山.服が1棹と3カゴ.ガジェットは,カメラ,デジカメ,動画カメラ,ボイスレコーダー,キーボード,Kindle,スキャナ,換装器,ほかiPad,iPhone,Android,ノートPC,ディスプレイ,HDDとメモリ.掃除機と空気清浄機は人に譲るので,この中で真っ先に処分の対象になるのは,明らかに本と学術雑誌である.
高速にPDF化できるスキャナを新規に注文している.コロナで航空便が大幅に遅れ,計画をすでに狂わせている.つい先週,シンガポールから日本国内へ届いたそうだ.このスキャナがあれば,背表紙を解体した本10冊以上をPDF化できるし,学術雑誌6山のうち,きれいな表紙だけ紙で残して,論文ページもその他コンテンツもスキャンし,写真は画像ファイルにして使っていく.そして,その10冊と6山を紙で処分するのだ.
この一大スペクタクル,すべてスキャナが届かないことには始まらない.とても楽しみにしている.押入が空くのだし,要らない箱を捨てられるし,本も減らせる.本棚にガジェットを整理する空間が作れれば,使うときにガジェットを取り出せるように作り付ける.ガジェット入れである!素晴らしいアイデア.これで罪のない無邪気なガジェットたちは首を切られずに,少なくとも安住の地を得るのだ,この大脱出劇.

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