今まで手当たり次第に学んできた.これを勉強したらこうなる,と計画を立てず,好奇心のままに本やウェブを読んできたし,思いついたものをすぐ形にして保存か公開してきた.それはとても楽しい体験だった.しかし,そろそろ技術習得計画を立てて,それに則って学んだ方が,仕事で役立つ体系化ができるのではと期待している.
仕事はやりがいを重んじるので,数十年後も学び続ける暮らしが続く.長いスパンで計画するけれど,短期で習得してしまいたい技術もある.作れるものを作り,徐々に私しか作れないものや私の個性から自然にできてくるものを私の目印にし,それは署名であり屋号かもしれない.仕事を作るか,誰かから必要とされる技術を提供するか,そんな市民になりたい.
この7年間は修行の身だった.7年前の私はウェブのなにも分かっていなかった.こうして継続してこられたのはいかにも不思議だが,この部録に記事を書き始めたときと今では全く違う自分がいる.7年間は苦しみより充実が優っていて難なくこなせた.学習を継続するとはこういうことかと思えば,これから「15年間計画」を実行する希望が描ける.
15年間計画とは,ウェブプログラミングを極めるのは勿論,その隣接領域であるコンテンツ制作の技術を多様に組み合わせる形で高めていく修練を15年間行うというもの.その15年間は,給与の半分を神さまにつまり教会に返し,修業時代と同程度の給与で生活していく.継続して学習する骨が給与の低さにあると思うので,給与返上で励む所存.

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