35歳になった今年に入り,食習慣を変えた.今までは何をどう食べてもよかった.でも,それは40代に相応しい食習慣ではないのだった.40代に入ってすぐにこの食習慣を改めるのは難しいだろうということで,前もって食習慣を変えておきたい.そう考えた.40代から代謝機能が落ち,筋肉が減り,眼が霞み,と色々な面で老化が始まる.それで色々調べて考えた結果,以下の3か条を守ることにした.食関連業界の利権が絡むから,マスメディアでは報じられない方法である.そして,驚くほど安価に済む方法である.40代半ばくらいまでは,この方法を守って生活しようと思っている.
1.ビタミンB群
糖分と脂肪分をどうやって燃やすかは人生の重要な問題.走ったりトレーニングマシンを買ったりジムに通ったりしても筋肉が増えてしまうので厄介.ダイエット食品を食べるより,サプリメントに頼っていいと私は思う.そのサプリメントも安価に買えるビタミンB群だ.代謝を上げると書いてあるように,糖分や脂肪分を燃やす反応を加速させる働きを持つB群メンバーが,何種類か含まれている.B群は水に溶けてしまうので,豚しゃぶを作って食べてもあまり意味がない.サプリメントに頼って良いと考える理由はここにある.サプリメントなら1日10円程度で済むので経済的である.もっと知られていい方法だと思うのだが.
2.昼脳・晩腸・朝ミネラル
ノーベル医学生理学賞を単独受賞した大隅良典氏の歴史的大発見であるオートファジー.1日の3分の2の間栄養摂取を止めると,身体の色々な箇所で自分の細胞を食べるようになるという現象だ.つまり16時間断食すれば,自分の余計な細胞や身体に過剰に貯まった栄養源で生命を維持するようになる.旧約の時代から人類は断食を普通に行ってきた.1日2食でも多いほうなのだ.私はランチは脳の好きなもの,すなわち糖分・塩分・水分を食べ,夕食は腸の好きなもの,すなわち発酵食品と食物繊維を食べ,睡眠が明けた朝はミネラルのサプリメントを食べる.実質,昼と晩の2食であり,晩から翌昼まで16時間空けている.食費もかからなくなるし,食事を制限できるので,食べることが嫌いな私はもっと生きやすくなる.
3.水を飲む
私は基本的に,食事を怖いものと考えている.医食同源というけれど,裏返せば,食事で病気になるともいえる.だからできるだけ食欲やグルメや嗜好による食事を避け,合理的に計算して食べるようになった.30代になってからは特にそうで,塩分キューやアミノ酸関連度数など,数学を応用した計算法をいくつか編み出して使っている.その中で,水分の取り方が特に難しい問題だった.水を飲みすぎれば危険だが,不足しても体液が濃すぎて危険だ.だから水分摂取を忘れず喚起するような,甘いビタミンドリンクを愛用していた.しかし,今年になってそれを止め,水道水を飲むようにした.貴重なミネラルも微量だが入っているのだし,もうビタミンドリンクを常用する暮らしとは訣別した.

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