Money Flow

　きょうは世界的に株安で，日本株も下げた．私は日経平均に連動しないマイナーな株が多く，いつも独特な動きをする．きょうも評価額はむしろ増えて，総資産が過去最高額を更新している．ところで，きょうの世界株安で考えたのだが，今夜は米国市場が大幅上昇するのではと高確度で推測する．株式市場の先を読む方法が，日本株だけでなく米国株も保有することで，少しずつ見えてきたのではないかと思う．今夜米国株が本当に上昇すれば，世界のお金の流れを見る枠組みを得たと思える．
　なぜ今夜米国株が大幅上昇すると思うのかといえば，お金の流れを見たのである．日本や中国をはじめとしたアジアの株安で，投資家は多くの銘柄を現金化したはずだ．もし現金化して別の銘柄を買ったら，株安は起こらない．今投資家は現金を多額に持っている．なぜか．別の市場の株を購入するからだ．現金を持つとよい状況とは，インフレないしデフレの際である．株より現金のほうが価値が減らない．ゼロ年代にそういうことがあって株価が上がりにくい状況を作り出した元凶の考えだ．
　今投資家はアジアの株を大量に売却し，今夜から暫くの間，おそらく米国市場の株を買い漁る．だから今夜米国株が上がれば，アメリカにマネーが集まり，さらに株価が上昇する機運が出来上がる．だから私は今夜も米国銘柄を売らない．NOKが一晩で1.5倍の株価をつけたり，BYNDが連騰したりと，3日間で70万円増えたのだが，まだ売らないでおく．むしろ，株価が安くなったら買い増そうと思う．台湾の件で半導体に危機が来る．製造業全体に影響する．その中で安値を付ける銘柄を買い増す．
　日本だけでなく世界のお金の流れを見れば，市場が安くなるか上がる調子かが推測可能になり，もっとうまく投資できる．今夜本当に米国株が上がれば，お金の流れを見る方法が少しわかったと認めることにする．逆に依然下がったら，近いうちに米国市場は再び上昇すると期待するが，私の読みはまだまだということ．売却目標額を保有銘柄ごとに設定しているので，それを上回るまでは売らない．また安くなれば買い増す．暫くこの方法で資産を増やし，今年は150万円以上の利確を生む目標．