リチウムや電気自動車について調べた結果,一転してLTHMを買い増すことにした.リチウムは貴重な元素かと思っていたが全くそうではなく,南米や海中に無尽蔵にあるらしい.そこらは21世紀に入ってから鉱脈が見つかったそう.リチウムは今や空気や水など無尽蔵系資源の仲間に入っている.リチウムイオン電池の技術も開発が進んでいて,同じく無尽蔵系資源のニッケルやリン酸鉄やマンガンを,レアメタルであるコバルトの代わりに極に使う研究がなされているとのこと.つまり今後リチウムイオン電池はよりありふれた資源で製造可能になるので,ますます安くなり普及する.
全固体電池の動向も調べてみると,世界で最も研究されているのがリチウムを使ったものだ.リチウムが電池の必需元素であり続ける時間は相当長いものがあり,リチウム採掘銘柄を保有することは電池の未来を買うことであり,その株価は電池が必需になる時代を謳歌するだろう.リチウムを使った電池は,特にプラス極に無尽蔵系資源を用いる技術が実用化されれば,地球への負担が少ない安価な電池となる.たとえほかの材料からなる電池が登場しても,リチウムイオン電池はかなり長い間使われる電池になるだろうし,数十年後には本当に安価な電池になっているはずだ.
常時ワイヤレス給電といって,充電池が不要になる技術もある.太陽や衛星を通して空からエネルギーを常時受電するので,端末などに充電池を持つ必要がなくなる.空から受電した電気を使うだけになる.端末などには電磁誘導のコイルを忍ばせ,受電してすぐ電気として使えるようにしておく.これによって発電所や送電線の利用が激減し,二次電池の需要も激減する.ただ,この構想は,空から電気を受電する部品,電波の割り当て,端末が動作する最低電力の最小化など課題が多く,不可能な構想ではないのだが開発時間はかなりかかる.
ただ,無線給電の技術も進んでいて,スマホなら数年内に普及し,給電力もかなり上がり,手で持つ小型の家電なら標準になる.電源配線が不要になり便利なのであっという間に普及するだろう.無線給電であっても,リチウムイオン電池は相変わらず主役.リチウムイオン電池,よく調べておいてよかった.ノーベル化学賞に適うほど極めて優れた発明であることがよくわかった.今後はリチウムが電池の主役と認識を改め,LTHMを買い増していきたい.暫くの間大幅に値を下げそうな相場なので,LTHMを安く買い立てる好機である.未来は調べれば書いてある,そういう時代なのだろう.

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