ほしいものがないという困りごとを解決する方法を考えた.ものを買う理由は,必要のためばかりでない.無駄なものを買うという意味ではない.誰かが困っていたり,乏しかったり,これから活躍する勢いがあったり,そういう目的を助けるために買うことが,お金の有意義な使い方であると思い至った.それで,私は今月3つの品を購入した.いずれも私がほしいばかりではなく,それ以上に誰かの暮らしを向上させたり,役立つことが今後長く続くと期待できる品である.動機はいずれも,誰かのひとことがきっかけである.
1.いしりとしょっつる
NHK「人間は何を食べてきたか」のDVDを友人に借りてダビングしたものを見ていて登場した魚醤.日本国内の3大魚醤のうちの2つが,「いしり」と「しょっつる」である.どんなものかとても興味がわき,無駄にしては勿体ないので180mlくらいの小さなボトルを注文した.麺に合うということで,毎日食すラーメンに和えて食べてみたい.地方の伝統産品を買い求めることで,その伝統が失われないようになれば嬉しいと思い購入を決めた.
2.UWQHDのディスプレイ
こちらは別の友人が私のために調べてくれた.DellのUWQHDディスプレイは12万円を超えるのだが,今回調べてくれた商品は5万円台.キャンペーンだというわけで購入を決めた.在宅の仕事でウェブを作るとき,私の部屋にあるディスプレイでは解像度が小さすぎて,画面の確認が十分にできなかった.UWQHDにより確認できるサイズが広がり,仕事がやりやすくなる.今後も4K以上の商品が出たら買うべき職種にある私.不要になったら,回収費用の高いリサイクルではなく,譲渡先を見つけたい.
3.英語の讃美歌
声楽の師匠のお誕生日が近い.そこで知恵を回し,英語の讃美歌を差し上げることにした.3種類注文し,お好きなものを1冊とはいわず贈ることにした.きょう注文したことを報告したら,とても喜んでくださった.礼拝では日本語の詞で賛美することが殆どの中,和訳される前の詞で歌ってみたくなり,また,自分で英語の詞を和訳してみたくもあり,私も1冊は手元に置きたいとそう願い,3月上旬に届く.師匠の喜んでくれる顔が浮かぶ.

コメントを残す