インドや中国で肥満症や2型糖尿病が激増している.物流インフラが整備され,農業技術も革命的に進歩し,食料の生産と供給が発達したことで,食品が容易に入手できるようになったためだと云われる.特に糖と脂肪が安価に手に入り,簡単に食べることができるため,糖と脂肪を摂りすぎる人が増えている.この問題に対し,長寿を科学する加齢医学から,オートファジーを応用した健康法が提唱されている.
糖はドーパミンやβエンドルフィンを促進するので,快楽を味わえる.依存性もある.だから糖を簡単に入手できるなら,多く食べてしまいがちになる.摂りすぎた糖は肝臓に蓄えられ,脂肪肝となる.糖を摂ったときは,脳か身体を活動させる必要がある.わざとでもいいので,知的活動か運動をしないと,摂りすぎた糖を処理できず,肝臓が悲鳴を上げる.
糖の摂りすぎは,がんや梗塞や認知症の原因となることが知られている.インドや中国で今後30年間は,がんや梗塞や認知症の患者が増加し,その治療法が多く普及するだろう.そういう意味で,がんや梗塞や認知症の治療法を扱うバイオベンチャー銘柄を購入することは理に適う.また,腸内環境や免疫向上につながる医薬品を開発販売している銘柄も,投資に向けて注目している.
オートファジーは,16時間の空腹により起動する,古い細胞の自食現象である.この現象は日本人が発見しノーベル賞を贈られた.知っている人はもう,空腹時間を重視して生活に組み込んでいる.16時間の空腹を守れば,他の8時間は何を食べても良いのだ.そんなことが続かない人も多くいる.だから,がんや梗塞や認知症,腸内環境や免疫向上に関わる銘柄を探し,買い増すことにする.

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