最近プログラミング言語の本を読めていなかった.不図本棚に目を遣ると,マゼンタの背表紙が3冊分約5cm.Pythonが待っていたのだ.早速Pythonの入門書から復習を始め,きょう5章の半分までたどり着いた.以前よりすらすら進み,理解は早くなっている.頭にもすこんすこん入る.やはりプログラミング言語の勉強は好きだなと思いつつ,時間を空けた後の吸収力の増大に驚いた.
ある期間熱中して,少し熱りを冷まし,別のことに取り組んだ後,また戻ってくると,すごく力になっている.学習ってそんなプロセスだ.何を学んだか分からないし,全部を暗記したわけでもないのに,理解が早まり新しい内容にも手が付けられる.勉強しているときは,本当に身に付いているか不安だし,こんな勉強法でいいのかとか,こんなことやっていて意味あるのかと思いがちだが,それを上回る効果が出る.
今週は「入門Python3」を最後までやり通す.来週から「Pythonによるデータ分析入門」「Pythonではじめる機械学習」を順にこなし,来月をめどに「ゼロから作るDeep Learning」を進める.この4冊を最後までやれば,Pythonを充分マスターしたといっていいし,できることも相当多くなるのではないか.内容には大変期待している.本当にやりたいことのひとつをこんなにも手近に取り組めるとは.
今朝1冊の本を読み終えたが,それまでに1か月かかった.読み終えたい本を常に手元に置けるのは幸せだ.Pythonの本4冊を少しずつ読み,プログラムを作って動かすことを繰り返すことの喜び,反復と差異との修練が可能性を莫大に広げることへの望み.味を占めた.時間はたっぷりある.感謝して読み進めたい.絶対に理解できるし,必ず全部理解してやるのだ.

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