今週は米国株式市場が振るわず,私も影響を受け50万円以上減った.しかも昨夜は銘柄を変更したので,利益は確定できたものの,買った銘柄が早速値下がりし,手数料と合わせ数万円は減った.数十万円減ることってふつうにあるんだなと改めて思った.少し気分が崩れている.株式の値の上下で一喜一憂するのは楽しくもあるが疲れる.そこで株式投資の管理術を探ってみた.
まず,大きく値が動いた場合は,近いうちに下がるか値を戻すので,一度売ったほうが良い.連騰になったり底堅さが見える場合も多いが,一度売って利確売りが落ち着いたと思ったら買い戻せば良い.これは戦略であり仮説に過ぎないが,ある程度数値を決めて,その設定した閾値に達するかそろそろ達した時に実践すれば楽である.本当はホールドし続けたほうが楽だが,もし余裕があればこの戦略も一考の価値があると思う.
また,1割値が上がっている銘柄は売って良いという考えである.1割という値の設定は適時変えて良いと思うが,1割上昇とは大変な上昇であり,そんな銘柄に出会えたことを感謝する類の数値である.100万円分買っていれば10万円である.大金.私は今まで10万円以上利確できた銘柄を7回ほど経験したが,いずれも一時的なもので,今は売却時より値下がりしている銘柄も多く,株高は一時的であった.
銘柄が値上がりすると数年後数十年後もこの銘柄を持っていたくなる.薔薇色の未来が描ける.しかし,株高は一時的なものと弁えておくべきだろう,すぐに値下がりし値を戻すことも多い.投資先を変更するには余程の理由付けがいると思うが,株安時に現金を準備したいと思う気持ちが売却へ進ませる.この思いは正しいと思う.利益は相場の差で決まる.相場に逆行して動く銘柄もあり,しばしばそれが強い銘柄であるから単純ではない.
