あまり良くない考えだと思うけど,株式にもう少しリスクを求めて良いと思うようになった.今までは必ず上がる有名な企業に投資し,今年だけで200万円利確した.正攻法である.しかし,これからはもっと伸び代のある今はマイクロな銘柄をたくさん買おうと思う.今のところ3銘柄に絞り,安くなればこつこつと買い足し,後でどんと上がった時に売り払う.今しかできない方法のようにも思う.
ずっと緩やかに上がり続ける銘柄を持つことは悪くなかった.毎週4進1退くらいで上昇し続けていた.途中で売った銘柄もあったが,もしホールドしていたらかなりの額になっていた.ここからホールドし続ける大切さを学んだ.銘柄選びには目が利いてきても,購入売却タイミングを誤ったことで百数十万円の仮想損を出している.利益をどこまで追うかは,限がない問題である.
古い銘柄を利確し新しく銘柄を買うなら,市場全体の相場によって左右される.これを回避する方法が,割安銘柄に転換することだ.優良銘柄が充分な額増えてくれたら,その売却資金で成長途上の割安銘柄を購入するのだ,少しずつ.そうすればいつか市場の動向以上の利益がもたらされるはず.割安かどうかを1年以上長らく見続けてきた銘柄なら,たくさん投資してもそれほど怖くない.
昨日は30万円も評価損した.お金の使い方を反省した.増えるだけではないとわかっている.そして減ってもこのくらいの規模だとわかっている.だからこの新しい方針で運用することに異存なく年単位の長期的視点でこつこつと買い増すことができる.株式は減ってもこの程度かと考えることが,リスクを取る初歩の心構えだと思う.半値になるかもだが滅多にゼロにはならない.そして待てばいずれプラスになるのである.
