朝に自分ひとりの時間を作るといいというので,この記事は朝に書いている.いつも夜20時以降に書くことが多く,頭の中を真っ白に整理して安眠するための道具として,この部録を用いてきた面がある.しかし,朝ひとりの時間に文章を書く人たちは,少し異なる使い方で文章を書いている.1日のうちで最も創造的だという.朝に書く文章は,1日のうちで最も創造的で,人生の充実に直結するのだという.
確かに朝は起きたばかりなので,前日に起こった出来事の感情をうまく整理し忘れているし,食べたものの消化が終わっていて適度に空腹であるし,布団から出たばかりだと身体が冷え切っていない.なるほどコンディションは悪くない.では,朝であれば創造的なテーマが得られ,有意義な思考ができるのだろうか.どうやら,そのようである.前日の出来事を睡眠によってうまく整理しているからだ.
私は昨日,今の職場で勤続することに自信を失っていた.しかし今朝はそうした悩みや感情の部分は綺麗に忘れ,これからどうやっていこうかと考えるようになった.本当に些細な問題に過ぎなかったのだと思う.些事を誇大に捉えていただけだったのだ.こういうわけで,夜に文章化するより,朝に文章にする方が,精神は楽になるだろう.その代わり,夜に文章化することは禁じず,よく眠れるようにすべきだ.
私はこれからしばらく朝に文章を書くことを習慣にしたいと思っている.悩むのではなく,考える量と質を増やして成長したいと思う.一度にいきなり成長するのではなくて,成長の速度は緩やかにしたい.健康に働く上で最小限の成長で満足したい.だから,私はこの朝の時間を文章を書くか,本を読む時間に充て,まだ知らないこと学ぶことが非常に多いことを働きながらもっと知るようにしていきたいのだ.
