IAの本を2冊買った.というのは近々画面の設計と開発の仕事が舞い込むのだ.2級技能士の資格をもち,画面を作ってきたとはいえ,経験は浅い.基礎を特に作ってきたのでもない.それで初学者の気持ちで読めて素養がつくだろう2冊を買った.
IAとは情報アーキテクチャの略である.大学で情報デザインという科目があったが,それに近い.今回の仕事はモバイルなので,モバイルのユーザーエクスペリエンスを扱った本を探していたのだ.きょう見てみるとぴったりな内容だった.
UXの本に,デザインは夢や余地のある仕事を限りなく作れる技能だとある.デザインを修めていない技術屋も多い.仕事を作れる技能は強いので,いまはできることが少なく,やっと食っていくしかないような状態が続いても,技術がついてくるとずっと仕事に困らなくなる,といった職業観をもっている.
これからUXのパターンを集めたサイトを激しく訪れて,UXを自分でも採集して語彙を増やしてみたいと思う.また,自分の足で訪れる街並や店頭の製品やポストに入っている広告,雑誌などをグラフィックソフトで模写してみたい.とにかく思考手法と語彙をつければ,仕事になるからだ.
