PCの学習で悩んでいたここ数ヶ月.結局ものは使いよう,いまYouTubeで学生の時好きでよく聴いていたPOPSを流しながら,大阪大学のMOOCを履ってみようと思い始めている.理由は秘密だが喫緊の課題がカメラと北欧で,カメラは自宅に本がある.もうひとつの北欧はテキスタイルの柄と家具屋くらいしか知らないのだ,文字から入る自分としてはスウェーデン語の丸がつく文字はなんと読むのだろう,から入りたい.
フィンランドは自国民のことをスオミと呼ぶ.同様に,スウェーデンはスヴェレジ,ノルウェーはノルゲだが特に書き言葉をボークマールと呼ぶ.きょうはそれだけ覚えた.10年前はいちいち書店の英語教材コーナーで外国語辞典を立ち読みして単語を仕入れたものだけど,いまはウェブで調べればその国の発音記号まで載っていて,時間が許す限り勉強できる.無料で.なんと恵まれた時代.これでは旧来のデザインなら言語の本は売れないだろう.
どうやって勉強していくかだが,結局自分が最も楽しいと思う方法でやっていくのがいちばんだという結論に達しつつある.そのほうが覚えるし,そもそも勉強が苦役ならやらないほうがましだからだ.言語の好きな側面に手を当て,とても使えるようになるのが目標だったり,読んで意味を理解できたり,他の言語環と比較するのはとても興味をそそられる.単語の起源なんかは特に好きだ.
こうしてきょうも無料で意味のある趣味を見つけ出したのである.ウェブがあることで自由がどんどん広がり,限がなくなってゆくのではないかと思う間もなく,次に何をするか綿密な図を描きながら計略的に勉強に身を入れていくのだった.
