好きな物と楽しいことに占められて暮らしている.そんな中で,今一度考え直したいことが出てきた.趣味に生きていていいのだろうかということだ.仕事に幸福を感じている社会人は多い.なぜそこまで働くのか,私には理解できない人も多い気がするが,それだけ時間と情熱を捧げられるのだから,私は彼らを理解すべきなのだろうし,少しばかりでも参考にすべきなのだろう.仕事って本当に楽しいのだろうか.
給与は必要経費によって算出されているから,生活に必要なだけ費って生活していれば,貯蓄などできない.私がこの半年で蓄財できたのは数十万円に過ぎない.この額は無理に節約しなかった結果なので,これ以上に費う暮らしは望まない.しかし,今以上に稼げる保証はないし,給与はいずれ下がるかもしれないし,雇用契約が更新されない可能性もある.稼げるうちに稼ぎ,買っておく.これを実践している.
今まで買ってきた物,それはつまり本と服とガジェットであるが,これらを使えばかなり長い時間を楽しむことができる.それは何年いや何十年と楽しめる.これは本当である.だから来月から生活費を圧縮すると思って実行しても,生活の喜びは微塵も減らない.秋服や冬服は洋服掛けにたくさんあるし,永久保存版な本は書斎の本棚にたくさんある.YouTubeで動画を難なく見続けられる.それらは非常に楽しい.
こうした趣味に時間を費やして楽しく暮らすのはいいけど,そう虫のいい話が続くだろうか.必要経費の低い私の給与はもう数年から十数年は上がらないと仮定すると,仕事のどこに楽しみを感じて働けば良いか,ちゃんと語れるくらいにならねば続かない恐れがある.今一度仕事に目的を持ち,生活にも目標を持ち,負うべき責任を明確に持つ,そのくらいの年齢に差し掛かってもきた.時間をかけて探りたいテーマだ
