先日,労働人生が後30年も続くことが想像できないと目上の色々な人に相談してみたら,ある人に仰っていただいた.「目標を持てば,何だってできるんじゃないか.30年もあるのだから」.小さな目標で良いので,決めてしまえば,まだ充分若いのでできるだろうし,習慣にしてしまえば老いてからも続けられるだろうと.そこで私は今月から目標を立て,実践していこうと思う.まず以下の5つの目標である.今月の好きなもの.
1.疲れにくい身体
老いて最も後悔するだろうことが,体力の低下だ.歩けなくなったら退屈だ.お腹が出てきたらみっともない.そこで,若いうちに習慣化しておき,老いてからも続けられるようにするのだ.今も毎日40分から2時間歩いている.また,ブリッジとプランクで背筋を鍛えている.たまにスクワットと肩回しをして筋肉量を維持している.プロテインも愛用している.これを老いても続けるのだ.楽しいことだと思う.
2.自由に料理する
今まで自分の食べるものは自分で用意してきた.結婚して移り住んでから,ほぼ毎日自分で自炊した.昨年9月に近所に便利なスーパーができ,食材を自由に選ぶようになった.YouTubeで栄養の勉強をした上でである.先月は料理の本を6冊買い込んだ.そのうちの1冊は,塩・油・酸・熱の4つの原理を理解して自由に料理しようという応用志向で非常に面白そうな本なので,マスターして食生活をもっと楽しみたい.
3.節約ゲーム
今,節約ゲームをしている.今週を現金5千円で暮らすという設定だ.先月旅行した時,普段よく考えずに物を買っているんだなと旅先で気づいた.もしその無駄な買い物をしなければ,毎月どのくらいか貯まるだろう.そう思い,予算を決めてその中で生きるというゲームを思いついた.実際に先週は現金0円で生活するという制約を課したが,見事に達成した.節約は意外とできるものだ.今月も楽しみたい.
4.課題図書の読了
最近特に私生活が向上したと思うことは,読書するようになってからだ.というか読書で随分細かく味わえるようになった.以前のような雑駁な思考しかできない時期を脱し,より細部,部分,こだわりを意識して本を読めるようになった.これは,大雑把にはもう新しい知識はないという諦めが発端だった.雑駁な理解だけではこれ以上読書する意味がなくなった.そこで,もっと細かく読もうと自然に思えたのだ.
5.減薬メンテ
薬が減って3ヶ月になる.主治医が変わったのがきっかけだ.ここ10年くらい服用していたのはドーパミンを抑える薬だった.今,夕方と寝る前のみであり,午前の服用はない.その減薬のおかげで仕事により励むことができ,生活リズムがより意味の濃いものに変わってきた.減薬では休憩することが重要で,体調変化には気をつける.今後も問題なければさらに減薬が達成できQoLが向上するので,無理しない.
