来週の月曜は退勤後に診療所へかかる.処方される薬がまた減るといいなと勝手に考えている.でも,次回は減らないだろう.今よりさらに減らすと,1日の有効用量を下回ってしまうからだ.最低限の服薬がもうしばらく必要だと主治医は診るだろう.従って,今飲んでいる量の薬が,もうしばらく続くのである.薬が減って良いことしか起こらなかったにもかかわらず,薬はもうしばらく減らないのだ.
服用すると,40分くらいで眠くなる.ドーパミンを出す神経をストップするので,それまでやっていた物事を継続できないのだ.そうしてできることを考えた結果,眠るしかなくなる.だから早く寝る習慣はついた.早く目覚める癖もついた.でも,夜に趣味やら課題やらに取り組む時間は,今までもそうだが,ほとんど持てない.もっとこの夜の時間を有意義に過ごしたいものだが,なかなか実現しない.
もし次週月曜の診断で薬が減ったら,喜びで飛び上がる.それは用量以下で良いという証明になるし,何より今飲みすぎている薬を減らせることで,健康な暮らしに近づける.薬という人工的異物を体内に迎えることの抵抗感は,日に日に高まっている.薬にお世話にならない時は果たして来るのか.いずれは来ると思うが,それはいつなのか.40歳までに服薬終了することを目標に,健康に気を遣いたい.
今の薬が昔の自分に必要だったことは認める.しかし,今は違う.薬を飲まずに困ることは睡眠くらいだし,それだって工夫で何ともなる.できれば,薬にはもう頼りたくない.健康の知識を駆使してもっと健康に生きていたい.人間には色々な病や症候群があり,誰しも1つくらいは症状を呈しているだろう.私の症状といえば脳くらいで,他は至って健康だ.薬を減らしてもっと気軽に生きたいものだ.
