昨年,ミニマリズムに出合った.それ以来,私の中から騒擾が消えた.より多く,より高くを意識せずに目指していた私は.思考がまるで変わった.お金はそう多くいらない,物ももうそれほどいらない.これを基本に残りの人生を考え,現実的な計画を持つことができるようになった.20年余りの労働人生,その後の老後の余生に,何をしていたいか,何を成し遂げたいか,より実現が近づいたといえる.
総じて言えば,もう収入の増加も,さらなる利己的な消費も,望まない,という決意を固くした.物にもお金にも,人生の目的はないからだ.代わりに,私の人生は,より多く知り,より喜ばせ,より役立つよう自分を変え続けることが,私の役割だと考えるようになった.具体的には,現代物理学をもっと少しずつ勉強し,進んで贈り,教会を財政面でも支え,知識や技術を伝え,支援する事業を続けるのだ.
私はそれ以外の人生をもう望んでいない.他の多くを望まない.これに注力するだけで人生が充実する確証がある.それ以外の傍にある趣味は彩りを添えてくれる.合唱,街並,植物,外国語の辞書.しかし,それらは人生の本分ではない.それぞれ好きなことで,話題になる.しかし,それらは人生を賭けてまで取り組むことではない.私の生来の気質や思考してきたことを考えると,このような結論を得る.
趣味をやめよう無くそうとは思わない.できるだけ長く続けたい.ミニマリズムは減らして無くすことではない.少ないことに集中することだ.ジョシュアベッカー牧師の本は,座右の書になった.この1年,常に参照するだろう.ミニマリズムは人生に喜びを与え恵みを増す真実の方法だと確信する.明日は実家に帰り,育った部屋の片付けをしてくる.ミニマリズムで人生が決まった話もしてくるつもりだ.
