資産残高が500万円まで回復した.2021年秋の最高値に比べ,ちょうど半分である.しばらく500万円前後を推移すると思うので,最高値まで回復するにはまだ数年はかかるだろう.40歳で1,000万円持てれば御の字であり,株式を売ってインデックス投資に乗り換えたい.今春から日銀総裁が交代するし,来春からは新NISAが始まる.コロナ禍もロシア戦争も規模が縮小している.それとも新たな惨禍が起こるのだろうか.
老後の問題を整理した動画を見た.お金,介護,病気の3大問題によって,あまり希望の持てない最期を迎える人が,65歳以上の半分近いという.このところ,1,000万円の大きさについて考えていた.たった1千万円のために励むなんて,と思っていた.でも,老後に1千万円持っていれば,生活がだいぶ違ってくることがわかった.老後に必要になるのは2千万円であり,自分の老後のために2千万円稼いでおくのだ.
2千万円以上持っていれば,自分の老後は何とかなるのだと考えることができる.貯蓄の長所は心の余裕を持てることだというが,2千万円持てれば,生涯にわたり心の余裕を持てる.自己の存在を肯定し,己の人生も肯定でき,豊かな生涯となる.つまり,自分の人生に余裕を持つために必要な額が2千万円であると考えることができる.そう思うと,2千万円を早目に貯めたくなる.達成が定年前か40代かで違ってくる.
2千万円を超えた額は,それこそ自由に使えば良い.今は考えない.貯まってから,老いてから考えることだ.今は2千万円をいつまでに貯めるか考えたい.目安は50歳にしたい.自分のやりたいことのために起業することはしない.今の職場で勤続し,継続的に投資し,無理せず倹約する.筋トレし,糖質は制限し,ゆっくり休む.最期を豊かに送るために今から努力するのは,我ながらまっとうな目標だと考えている.
