ウェブ.時間が許す限りいつまでも開発できてしまう,恐ろしい業界だ.技術を持ってさえいればいくらでもウェブサイトを立ち上げることも,ウェブシステムをリリースすることも,ウェブコンテンツを作成することも,できてしまう.少しの知識さえあれば,知識を検索語に変換して,検索してウェブ技術をいくらでも吸収できる.時間を味方につければウェブは応えてくれる.時は知識なり.
もし自分が明日失職して路頭に迷っても,障害年金で暮らすことにして,一日中ウェブを書いたり作ったりして過ごしたい.誰から何を云われても動じない心を持てているので,そのような生活をしても大変良い人生だと思うだろう.現実には主夫業と日曜礼拝があるが,その他は仕事する時間として使っている.月に130時間ほどである.
会社を経営している同僚がいる.ウェブやアプリが主力事業である.彼を見ていると本当に人生は楽しくなれるものなのだと思う.開発をする逞しい体力の持ち主で,どうしたら彼のように謳歌できるのか,今度聞いてみたい.ウェブで収入を得るには,広告や在宅という方法が有名だが,なかなか廉くてまとまった額になりにくい.
いつまでも時間を忘れてウェブを探しめぐる時間はとても図書館で本を探す行為に似て楽しい.図書館の配架や書棚に似たUIでウェブサイトを眺められれば,すっと選び抜くような操作や題名からうきうきして本の内容を想像する心の働きも生まれてますます楽しくなるのではないか,と思ったところで,検索結果のUIを変えるスキンという案を得た.きょうも楽しい時間だった.
