きょうは寒いがよく晴れた.妻が病院へ出かけたので,午前に横浜駅へ出かけた.久しぶりにひとりでルミネで買い物し,JOINUSと書店へ寄って帰ってきた.Zoffで眼鏡2本をレンズ交換して計9千円.使わずにいた眼鏡を再び使い始めようと思うのだ.独身の頃に買った本や服や眼鏡やその他高価な物財は,結婚生活に取り入れているため,結婚して消費する金額が大幅に減った.そうなるために買い込んだのだ,将来に向けた投資の結果である.
ほしいものがもうあまりない気持ちが続いていて,クリスチャンになってから特にそうなっている.アフリカや東アジアへの募金,教会への献金,生活保護の知人への差し入れ.収入の2割はそういったことに使って生活している.その他の貯蓄は投資しているのだが,両親への最低限の孝行として寿司屋の優待券を贈るために,iPS細胞や3Dプリンタ,デジタルサイネージなど新興産業の応援のために投資し,大手企業への安定した投資はほとんど行っていない.貯蓄は社会に流れないので,独善的な意味しかないと考えている.
一方,仕事上の知識はいつもほしいと思っている.主にプログラミングである.きょう立ち寄った書店は客も店員も少ないので,静かに立ち読みできる利点があるのだが,人工知能の入門書,Pythonの文法書,Webデザインの最新情報,レイアウト本,ビジネス書と文庫をさっと見て去った.プログラミングが人生を豊かにしている実感はまだわかないので,基礎を覚える時期だと思っている.最適な本を数冊買ってもよさそうだが,自宅にある読んでいない本が手を止めた.
自分の人生において,地位や収入は重要ではない.それよりも,自分の自信を活かせる職業に巡り合えた.そして,スピードや効率も重視せずに,坦々兀々と馬鹿なくらいゆっくりした思考で,細く長く続けていく.これこそ自分の育ちに適った生き方だ.自分から離れたことを無理して掴もうとしないで,自分になじんだことを愛し続けることが,人生を豊かにする.このペースの歩みで100歳を超えてみたいものである.
