この3連休で,プログラミング技術を吸収している.Javaの本も半分終わり,マーチン・ファウラーのリファクタリングもPowerShellの本も読み終えた.CentOS7の本は分解したし,明日届く第3版Effective Javaを楽しみにしている.加えてPythonのオライリー本を2冊注文した.本を参照しながら,Java,JavaScript,Pythonのサンプルプログラムは量産されている.
プログラミング言語に浸れる時間に幸せを感じる.心底好きなのだと思う.自分で決めた構造で,自分の生み出す機能を組み合わせて動くシステムは,責任も強いが心理的なステップアップになる.生み出す前後で自分が変わったように感じられる.いくつかのウェブシステムを開発してきたが,作るたびに技術者として自覚が強まった.
一方で,作るたびに減るものもある.プログラミング言語に対する純粋な興味である.というのも,書けると慣れてしまうので,日本人に対する日本語のように,言語を使うのが当たり前になる.そうするともっとよく使うように知恵が働き,システムをより深く見えるようになる.だが,言語がまだ充分に使えなかったときのよそよそしさは消える.
私が言語が好きなのはおそらく,言語が複雑怪奇で解読が必要なくらい難解に思うからである.だから理解可能で使用可能になると,関心が別の言語に移ってしまう.そうやって使える言語が増えていくのだが,プログラマとして働く以上,関心の純粋さより仕事の質の向上に時間を割くべきであり,そういうわけで純粋に言語を追究できる時間はやはり貴重で幸せなのだ.

コメントを残す