今年も締めの時期が近づく.今年も集計してみると,100万円ほど資産が増えた.株式で70万円,生活費の工夫により30万円弱,増えた.年収にして400万円台なので,昨年比ではだいぶ減ったが,障害年金が打ち切られたことによるものだ.今,資産の考え方について価値観が変化してきた.私はどこでもやっていけるという自信が根拠もなくわいていて,今の職場でできるだけ長く勤続したいとの信念も強まっている.
今年は総じて重要な買い物ができた.デスクトップPC,ペンタブ,スキャナ,動画カメラ,レンズ,HDD,衣料品10点,それに技術書を20冊ほど.さらに,寄付や贈り物として,ノートPCやダイソンや冷蔵庫,洗濯機,ギフト券などを買った.とても満足いくいい買い物だった.ただ,今こうして振り返ると,これだけで随分と達成感が得られるものなんだなということと,来年は苦労して買うものを探すだろうということだ.
来年買うものを考えてみる.学術雑誌の購読契約,キーボードの新調,ジャケット類数点.しかし,ほかにあるのだろうか.ないのだ.欲しいものはなかなかないし,必要なものも変わらない.贈る人が現れれば進んで贈ろうと思うけど.株主優待券やギフト券を用意したり,妻や両親のために宿泊施設を予約したりはした.でも,それ以外に何か起こるのだろうか.特に何か起こるわけでもないのだろう.
予定外の出費というものがあまりない.数千円単位で無駄遣いがほとんどない.買い物が上手いと云われる言葉を甘受する.自在に使ってもお金が入ってくるこの状態は,創意工夫を以てすれば,恐らく永続できる.必要なものを買い揃え,旨いものを充分食べ,好きな服を着て過ごす.その暮らしにかかる費用は,私の収入の範囲に充分に収まっており,私も必要なものだけ買ってきた.これを続ければいいのだ.

コメントを残す