秋の夜長に進める勉強.今年はプログラミング能力向上を目指し,技術書を積極的に買い揃え,同時に進めている.ソースコードはすべて入力し動作まで確認する.説明は日を置いて合わせて2度読んで覚える.自分に合った技術書に出合ったし,こうして読み進めていけばできることが増えていく.日々新たな認識が得られているので,プログラム設計や実装に役立つ知見が得られている気がする.今進めている修業を言語別に紹介.
・JavaScript
ウェブプログラマを名乗って働いているので習得が必須の言語.Vue.js,React,Angularの御三家は,ここのところ進めていないが,難しく感じないので要請があれば構築できると考えている.サーバーサイドのNode.js,WebGL関連のThree.jsあたりも押さえてきた.HTML5 APIも種類があり奥が深い.まだ全然開拓の余地がある魅力的な言語.新しい記法が続々導入されており,基本をしっかりさせておきたいところでもある.
・Ruby
10年以上前に大学で使った教科書を章ごとに分解し,1章ずつ学んでは捨てている.残り12章.全体で23章くらいだったかと思うので,半分は捨てられた.クラスライブラリを使うときの書き方がPythonに似ていて参考になる.同じく学生時代に買ったRailsの本も,近いうち処分したいと考えている.当時はもてはやされてあつい技術だったが,今は種類も選択肢も増えて薄れている様子.拱かず処分を急ぎたい.
・PHP
Laravelに関心がある.前職でFuelPHP開発を2年行ったのだが,そのときからLaravelを使ってみたいと強く思ってきた.今回本を3冊揃え,もうすぐにでも始められる環境を整えられた.ひとまず満足を味わい,さて訓練だが,ウェブシステムをPHPで暫く作っていない.前職の卓越プログラマのソースコードを,私は強烈に覚えている.毎日読んでいたからだ.そんな読みやすく覚えやすいコードを書ける職人になりたい.
・Python
入門書は一応読了したので,次の段階へ.データ分析,機械学習,ディープラーニングの本を注文した.人工知能の現場で実際どのように使われているか知りたい.Pythonは習得が容易かったし,他の言語で分かりにくかった概念が次々よくわかるようになった.Pythonを経由すればプログラミング言語が深く分かる.仕事でもCGIを作るときに使い,モジュール分割した保守しやすい設計を提案できた.
・Processing
この単純な言語で豊かなCGが作れることを知れる入門書を2冊用意し,その豊かな表現力に鱗が落ちる.それはプログラミング言語に対するものでもあるし,数学に対してのものでもある.自然は数学で書けるというが,本当にそうであると納得するためならこの言語は最適.作りたいCGイメージをいくつも持っている.仕事でもホーム画面に使ったが,趣味でもいいので作品をたくさん作ってみたい.
・Rust
入門書2冊に思わず手が伸びる.大学時代にCを学び,挫折.新社会人時代にJavaを学び,挫折.CとJavaを書ければどこでも職はあると云われるのに両方とも中途半端.だから私はウェブプログラマを選んだ.というのが本音.いまだにCもJavaもたまに勉強している.そこにRustが現れ,評判どおりメモリの管理を考えなくてよいそうで,これを学べばプログラマとして有益だし,過去の鬱屈が晴れるかもと期待している.
・Unity
仕事で使う確率が高くなってきた.早速開発環境をインストール.すごいらしいのは,プログラミングしなくてもGUIである程度できてしまうことだ.すぐにできるだろうし,完成度が高くできそう.C#ベースの言語なので,昔MCPで学んだことが活かせるうえ,任天堂歴が長い少年時代の知見も活きるようで,わが人生に無駄なし.活かさぬ手はなし.少しずつ触れて,いくつか作っていきたい.

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