仕事について悩むところがあった.今の職場でずっとやっていけるだけの技量がある自信はない.ならばさらに勉強するしか道はない.では何を学べばいいのか.複数の技術があれば,一方がだめになっても,社会の役に立てる仕事を作れる.ではいくつの技術を身に付けていればいいのか.複数とは仕事をどんな分類で数えるべきか,どんな層の技術は滅びずに続き,どんな種が今後生まれそうか.
このように戦略を考えるうえで,きょうひとつ良い忠告を頂いた.プログラミング言語で一生働いていくという選択である.私は言語の勉強が全く苦ではない.休日のきょうも,PHPの本200頁を1時間で,その後休憩を挟みPythonの本150頁を40分で読み,合間に自炊済みのRuby本を6章分くらい読んで捨てた.その後小説も読んだのできょうだけで600頁くらいは読んだことになるが,一向に疲れない.8割方覚えているのではないか.
この文字への情熱と本への愛着,技術への執着は,高校生のときすでに身に付いていて,間に様々な寄り道はしたけど,ずっと続いている.だからこの線を伸ばすのが理である.そう意見してくれた友人.彼は云う,Pythonで形あるものを作れて,JavaScriptも使えるし,Goなんかの新しい言語にも取り組んでいる人は,周りにそうはいない.プログラミング言語がなくなるなんてことはないから,この道を磨いていけば安泰だと.
悩んでいた私は,この意見に開眼させられた.なるほどそのとおりかもしれぬと.何の苦もなくできることを仕事にすれば,知らぬ間に収入が入って来る状態になる.その額は生活に充分すぎるほどになる.何の苦でもなく,かつ社会にできる人が少ない.こんな旨い状態はそうあるものではない.そう私は観念し,明日からの仕事もプログラミング言語の卓越を人参に,なんだか旨すぎる話を嗅ぎ分けていくのだ.

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